転職するのは、自分も組織も変化するから

こんばんは。
今日は成人式でしたね。私の弟も昨日が成人式でした。
大学進学で実家を出たとき、弟は小学校2年生。
弟の成長で時間の流れの早さを感じる今日この頃です。

さて先日、イベントで会ったある大学生が「転職は良くないことだと思っていた」と話しているのを聞きました。
そこで改めて、自分がどうして転職をしてきたのかについて考えました。

どの仕事も、働いている時はマッチしていたし、充実していて、選択ミスだったと思ったことはありません。
もちろん大変なこともありましたが、上司や先輩や同僚にも恵まれ、組織やお客さんに貢献することにやりがいを感じていました。

それでも転職をするのは、自分も組織も変化をするから、です。
両者の変化のスピードは同じではありません。
さらに、方向が転換することもあります。
その結果、組織が立っている場所や組織が私に求めるものが変化し、それが自分が立っている場所とアンマッチになることがあるのです。
逆に自分の成長や考え方の変化によって、自分が組織や仕事に求めるものが変わることもあります。

帰省中、母と転職について話をしましたが、母は私の転職を理解しません。
母は自分が理解できない理由について、「薬剤師だから職場を変えてもやることは同じで、変わるのは人間関係くらい。だから転職に意味がないと感じてしまうだけかもしれない」と分析をしていました。
もちろん多少の違いはあるでしょうが、調剤薬局で処方をする、という範囲と比べれば、私が転職で得られる変化は計り知れないのかもしれません。

転職だけでなく、移住も同じです。
前は東京という土地に住むことが自分に合っていたけど、社会も変化したし、自分も変化した中で、東京で得られるものと、私が求めるものがアンマッチになった、というだけです。

転職や移住を考えるときは、何か不満や課題がある場合が多いと思いますが、前提に何らかの変化があるということを認識しておかないと、勘違いが起きる(もともと合っていなかったとか、その会社や土地自体が悪いとか)可能性があるな、と思ったのでした。


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