世の中に、「すべきこと」なんてないのかもしれない
こんばんは。
最近、自分のことばかり考えて思考が内に向いているときはブログが書けない、ということに気付きました。今さらですね。。
移住をしてから、社会で起きていることとか、トレンドとかを人と話す機会がすっかり減ってしまったせいか、特に思考が内に入りやすくなっている気がします。
Facebookや、そこでシェアされる記事の数々を見ていると、色々な意見が発信されていて、それぞれに「こうすべき」とか「これはダメ」とか語られていて、疲れてくる自分に気づきました。
そこで思ったのが、「すべきこと」なんて何一つないんじゃないか、ということ。
「してはいけない」ことは絶対にあります。
人を殺してはいけないとか、人の物を盗んではいけないとか。
法律に定められていることでもあり、良し悪しを判断するのは相手(受け手)です。
一方で「すべきこと」、つまり「絶対にしなくてはならないこと」なんて何一つないのかも、と思うのです。
「しても良いこと」や「した方が良いと思われること」はあるでしょう。
でも、「絶対にしなくてはならないこと」って本当にあるのかな?と。
毎日学校に通うことですら、今はホームスクール(学校に通わず、家庭を拠点に学習すること)など様々な選択肢がありますし、学ぶ内容も指定された教科書に載っていることである必要はないと思います。
会社に所属しなくても稼ぐことはできますし、ずっと働き続けずに途中で留学したり、休暇を取ったり、社会に出ても時間の使い方は自由です(収入の問題はさておき)。
「そうは言っても日本はまだ学歴社会だから~」、「転職やキャリアの隙間に厳しいから~」という意見もあるかもしれません。
ただ、もしも「毎日学校に通う必要ってないよね」、「ここらで一度、留学しようかな」という発想をし、それを実行する力があるなら、前述のように履歴で不利に判断してくるような人や組織とは合わないので、そこに無理に合わせる必要ないんじゃないかと思ってしまいます。
そもそも、日本に住み続けなければならない、ということもないですし。
単なる言葉遊びかもしれませんが、「仕事はツラくても3年は続けるべき」とか、「仕事も家事も育児も両立しなければならない」とか、たくさんの「すべき」にがんじがらめにされている人たちを見て、「すべき」ことなんて何一つないんじゃない?と言いたくなったのでした。