学ぶと働くの重なるところ

学んだことを使うこと、経験から学ぶこと、学ぶと働くの重なるところについて考える。企業の採用コンサルタントを経験し、2つの教育系NPOで活動する中で考えたことを綴ります。

良い悪いと、分かりやすい分かりにくいの違い

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こんばんは。
前回のブログでやっと現状を整理できたので、ブログが書きやすくなってきました。
しばらくは漫画家育成関連の話題から教育を読み解くみたいな記事になるかと思いますが、新しい視点ということもあって書きやすいので、お付き合いくださいませ。

さて、少し前のことなのですが、NEWVERYのクリエイティブ事業でもお世話になっている甲斐谷先生(映画化されたライアーゲームなどが有名な漫画家さん)のツイートが6千リツイートとかされていて、とても話題になっていました。

togetterまとめ
甲斐谷忍先生が漫画の構成と演出の重要性を語る!漫画の感想で「よく意味が分かんなかった」をもらったら構成力はほぼ0点
https://togetter.com/li/1082073#c3489097

詳しくはこのまとめを読んでいただければと思いますが、このタイトルになっている指摘がマンガに関わらず何においても言えていることだな、と思っていまして。
こんな面白い企画・サービスを考えているのに、分かってもらえない!とか。。。あるある。

それと同時に、面白いか面白くないか以前によく分からないと言われるということのやばさって、なかなか分からない人には分からないのかもしれない、と思ったのです。

世の中には、やっていることは良いことなのに、それが全然伝わらない、みたいなことがよく起きています。
日本のモノづくりなども、良いモノを作っているのに、それが伝わっていない、とかよく言われますね。
よく言われるのに、なかなか改善されません。

私は営業の仕事の経験も長いので、この「ものがいいかどうか」と「伝わるか伝わらないか」は全く別のものとして捉えています。
営業というのは基本的に、すでに企画された「商品」や「サービス」を売るので、そのものの良し悪しに関係なく、「その価値をちゃんと伝えられているか」で成績や評価が左右されるからです。
どんなに価値のあるものであっても、営業がきちんと伝えられなければ、受注することはできません。

そういう意味では、このブログも「分かりやすさ」をトレーニングする大きな力になっています。
私が思っていること自体は、正しいとか正しくないとか判断できるものではないと思いますが、下手に文章にした結果、読んでいる人が不快に思ったり、誤解をしたりしないか、というのはすごく気を遣う部分です。
私が面白いと思ったり、気付いたりしたことが、「ああ、そういうのもあるのね」と思ってもらえればありがたくて、「こんなに人を馬鹿にして!」とか怒られるのであれば、やはりそれは私の構成力や表現力の問題だろうな、と思うのです。

いずれにしても、ものの「良し悪し」と「分かりやすさ、分かりにくさ」は別のものである、と捉えられるかどうかはすごく大事です。

正直、分かりやすさだけで評価を受けているものもあり、それはどうかと思うときはあります。
ダイエット系のものとか、スピリチュアルなものとか、実際に効果のあるものなのかを抜きにして、「これを使えばこうなれる」というのがすごく分かりやすくて、支持されている部分はあると思います。
なので、分かりやすいことが正義!と言い張るつもりはありません。

ただ、どんなに面白かったり、新しかったりするものを思いついたとしても、その価値を伝える分かりやすさがなければ、それで人の協力を得たり、対価を得たりするのは難しい、ということは常に念頭に置いておいた方がいいんだろうな、と思うのでした。


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