学ぶと働くの重なるところ

学んだことを使うこと、経験から学ぶこと、学ぶと働くの重なるところについて考える。企業の採用コンサルタントを経験し、2つの教育系NPOで活動する中で考えたことを綴ります。

自分の活かし方を考える

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こんばんは。
気付けば2月も終わり。ついにNEWVERYに入職して5年目に突入しました。何て早い・・・

さて最近はというと、色々と変化があり、発信できることも大きく変わってきたので、なかなか書けずにいました。
NEWVERYは大きく高等教育関連の事業と、クリエイティブ事業(主に漫画家志望者・新人漫画家の支援)の2つの事業に取り組んでいるのですが、年明け以降クリエイティブ事業の方にも関わるようになり、クリエイターの方の業界知識や人材育成について勉強をしています。
具体的には、去年立ち上げられたマンナビという新人漫画家向けの持ち込み・投稿・新人賞ポータルサイトの強化で、分野は違えど「人と環境のマッチング支援」、「進路選択のプラットフォーム」、「WEBをベースにしたマーケティング」といった点ではこれまでの仕事とあまり変わらず、これまでの経験を応用しながら取り組んでいる感じです。
(元々の教育・高大接続関連の仕事も引き続きやっています)

そんな中で改めて思うのが、「自分がどういう場所であれば成長できるのか」をちゃんと考える意識って、意外に持っていない人が多いんだな、ということです。

WEEKDAY CAMPUS VISITでは、自分に合った、自分が成長できると思う大学を選ぼう、と言っています。
マンナビでも、自分が成長できる、もしくは力を発揮できる雑誌はどこか、新人賞はどれか、編集者は誰か、ということを考えて選んでほしい、という主旨で立ち上がりました。

私のブログを読んでくださる方は教育関連の方が多いので、漫画家というとイメージが湧かないかもしれませんが、漫画家さんは編集部の主催する新人賞に応募したり、出版社に電話をして自分の描いた漫画を持ち込んで、編集者さんにアドバイスをもらったり、という形でプロを目指します。
そこで受賞をしたり、編集者さんに目をつけてもらったりすると、担当の編集者がつき、定期的に見てもらいながら質を上げ、マンガ雑誌の連載会議にかけてもらい、掲載・連載に至る、というのがすごくざっくりとした流れです。

その中で、本当は少女漫画の方が向いているのに、少年漫画を描きたいと少年誌に持ち込んでいたり、こっちのマンガ雑誌の方が作風が合うのに、そのマンガ雑誌のことを知らなかったり、ということは多々あります。
アニメや実写映画も含めて話題になった『進撃の巨人』の作者の諫山先生が、当初ジャンプに持ち込みをしていたものの作風を変えるようにと言われたため、マガジンに持ち込むようになって連載につながった、という話は有名ですが、そうして自分を活かせる環境を考えて選択したことで成功した例は他にもあります。

私自身も例外ではありませんが、人はどうしても人気のあるもの、一般的に評価の高いものに自分を評価してほしい、という気持ちに陥りがちです。
簡単に言えば、日東駒専よりもMARCHに進学したい、中小企業よりも東証一部上場企業に就職したい、みたいな感じです。
しかしそのこだわりが、自分に合わない形でハードルを上げることになって物事の実現を妨げたり、実現した後で苦労をさせることになったり、というのはとてももったいないことです。

妥協してハードルを下げるということではなく、自分はどういう環境であれば成長できるのか、実現したいことが形にできるのか、しやすいのか、といったことを考え、選択肢をフラットに見るということが大事なんだろうな、と改めて思うのでした。


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