大人になったらできないこと

こんばんは。
気付けば9月ももう終わり。
今月も3回しか更新ができませんでした…

さて、そんな最近は何をやっているかと言うと、8月末から卓球を再開しました。
中学校でがっつり、高校でも途中までやっていたのですが、オリンピックを見てすっかり触発されまして。。。
早速、都内で活動している社会人の卓球サークルを探し、週に1回くらいやっています。

実は去年やっていた演劇のワークショップも継続中で、あと1ヶ月もすればまた3月の卒業公演の準備。
さらに卒業公演が終わった後にも、ここで知り合ったメンバーで単独公演をやろうという話が出ています。

ふと気づくと、この演劇と卓球は、まさしく高校生のときに部活で掛け持ちしていた2つ。
中学校では卓球に出会い、高校では演劇に出会い、大学ではNPOに出会って、結局この3つが私の日々の生活を形成しているのかと思うと、不思議な感じがします。

話が飛ぶようですが先日、演劇のワークショップで去年から一緒にやっていた20代半ばくらいの男の子から、公務員試験に合格した、という連絡を受けました。
彼は大学で演劇と出会い、そのまま役者を目指してアルバイトをしながら生活をしていたのですが、去年このワークショップで社会人として働きながら芝居を続ける人(私も含めて何人かいました)を見て、そういう選択肢もあるんだと思い、就職することにしたそうです。
就職活動を経験していないということで、面接の準備に協力したりもしたので、私としてもほっとしました。

世の中には、「社会人になったらもうできない」と思われていることが多すぎるように思います。
もちろん仕事にもよりますし、中には吹奏楽など、部活じゃないと設備や道具にお金がかかりすぎてハードルが高いようなものもあると思いますが、厳密には、やろうと思ってできないことは少ないように思います。

ただ、「大人になったらできないこと」というものはありませんが、大人になったらやりたいことをやるためにコントロールすべきことは増えます。
例えば学生時代の部活であれば、もう放課後の部活の時間というのが決まっていて、そこに当てはめる活動を選ぶだけです。
しかし社会人になると、自分の仕事量が影響しますし、試合があるから公欠、みたいに勝手に融通してくれることもありません。

一方で、コントロールすべき量が増える分、コントロールできる範囲も増えます。
高校時代は部活は毎日あるため、卓球部と演劇部は両立していたというより、時期によって波があったという感じでしたが、今はどちらもそれぞれ週末の3時間くらいを使っているだけです。
自分がやりたい分、上達したい分だけ時間やお金をかけることができますので、学生時代よりかえってやりやすい部分も大きいように思います。

もちろん、結婚して、子どもが生まれて、となればコントロールは難しくなりますが、それも優先順位の高い要素が新しく加わった、というだけで、そのせいでやりたいことができない、というより、それよりも大事なことができた、というとらえ方の方がポジティブだな、と思いつつ、「社会人になったらできないことってたくさんある」という誤解が減るといいなぁと思ったのでした。


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