自分の人生をドライブしよう。

先日、キャリア教育に関するセミナーに参加してきました。
登壇者は伊賀泰代さん。
マッキンゼーで採用マネージャーを12年間務めた方のキャリア論でした。
最近、本も出版されています。→採用基準@Amazon
キーワードは「リーダーシップ」
私は以下の2つが主旨だと理解しました。
 *自分の人生をコントロールするのは自分
 *大事なのは地頭より、論理的思考より、リーダーシップ

リーダーシップとは、目標を掲げ、先頭を切り、決定し、伝えるということ。
人生をコントロールするとは、自分のキャリアを会社に委ねず、常に主体的に選択する、ということです。
私は、リーダーシップを身につけるとともに、自分の人生でもそれを発揮すべき、ということなのかな、と思いました。
私は、キャリア形成に関して重要なのは「選択したということを自覚する」ということだと考えています。
つまり、どんな環境であっても、それは自分が選んでいると自覚すること。
逆を言えば、どんな状況でも選択する権利はその人に与えられているということです。
なので、伊賀さんのキャリア形成とリーダーシップ論を、自分の人生のリーダーシップをとること、と解釈しました。
また、伊賀さんは自分のキャリアにおいてリーダーシップを取らず、組織に委ねるリスクについても触れていました。
自分で考えず、言われるがままに異動・転勤をしながら働くのは楽なことですが、この経済環境下でそのリスクがどんなものなのか。
選んで組織にいるのと、委ねて組織にいるのでは、いざというとき大きく変わってきます。
よく、レールの上の人生は嫌だ、というフレーズを聞きますが、大勢乗れる電車はレールがないと走れません。
自分だけ(もしくは家族くらい?)が乗る車を自らドライブする力が求められているのだと思います。
ちなみに、リーダーシップを身につける環境としてNPOは最適、と伊賀さんはある雑誌で語っていました。
私の所属するNPO法人夢職人にも、ぜひそんな成長の場を求める若者たちに集まってもらいたいです。


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