視点を変えるだけで見えてくるもの

今日は、女子高生サポートセンターColaboの主催する、夜の街歩きスタディツアー(詳細はこちら)に参加してきました。
女子高生サポートセンターColaboとは、『難民高校生』や『女子高生の裏社会』などの著書を出している仁藤さんが立ち上げた、居場所や社会的なつながりを失った高校生の自立支援のための活動をしている団体です。
夜の街を歩きながら、少女たちの置かれている現状を体感。
JKおさんぽなどニュースでは知っていましたが、解説をしてもらいながら歩いてみると、全然違うものが見えました。
そもそも、これまで気付いていなかっただけで、そういった産業は自分の行動範囲にも当たり前に広がっていたということ。
女の子に目を光らせるスカウトのおにーさんや、客引きで道に立つ女子高生をたくさん見つけました。
正直、初めてJKおさんぽを知ったときは、おさんぽなんて見かけたら絶対分かるだろうに、本当にやっている人いるのかな?と思っていました。
なのに、実際に「それ」と分かったのは初めてで、これまでも目にしていたはずなのに、とちょっとショックでした。
月並みですが、「見てた」けど「見えて」なかった、という感じでしょうか。
また、ここでも出てきたのが、「居場所」や「つながり」のなさ。
親や先生以外の大人と話したことがない子どもたちの問題がここにも出てきていました。
結局、裏のある大人しか子どもたちに近づかない、という最悪の状況になっているのです。
夢職人においても目指すのは、親でも先生でもない第三の存在であり、半兄弟・半姉妹になるということ。
私にできることは限られていますが、その中で出来るだけ効果のあげられることを考えていきたいと思います。


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