体験からしか学べないこと

しばらくサボってたので、朝から昨日のことを。
昨日は月に一回のプレーパーク。
最近、公園の禁止事項が増える中で、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした公園での遊び場作りです。
木工工作や布工作、ロープワークなどのコーナーがある中で、昨日は主に泥んこ遊びのコーナーで子どもたちと遊びました♪

大きな穴を掘り、川を作り、水を流すとみんな素足で泥水の中へ。
幼児から小学校低学年くらいの子が多かったのですが、みんな泥だらけですごいことになっていました。。。

特に小学生の子たちの定番はスタッフを泥だらけにすること。
数人がかりで泥水の落とし穴に落としたり、泥だんごを投げつけたり、、、もちろん私も餌食になってしまい、あまりの汚れっぷりに帰りに近くのヨーカドーに寄って服を買って着替えなければならないほどでした泣

この泥だんごの投げ合いについては、終了後にスタッフ同士の振り返りで「ルールを作るか?」が話題に。
プレーパークは公園から許可をもらっている範囲があるのですが、その範囲の外には一般の方もいるわけで、ぶつけないように何かルールを決めた方が良いのでは?(よくやるのは、下手投げ限定にすること)という意見もあれば、自分の責任で自由に遊ぶのだからルールはあまり作りたくない、ぶつけて怒られて学ぶのが本当は良い、とか、でもこのご時世なかなか、とか色んな意見がありました。
結論は、その時その時の子どもの年齢やスタッフとの関係性、周りの状況などなどで判断するしかないよね、ということになりました。

この「体験の機会」は本来、社会全体の大人が子どもたちに提供するものだと思います。
昔は近所のおっちゃん、おばちゃんが泥だんごを投げつけられてちゃんと本人を叱ってくれる、という役割を担ってくれていたかもしれません。
しかし、今はそういった人はなかなかいないように思いますし、保護者の方も「迷惑をかけたくないから禁止する」という考えになっているというのはよく耳にすることです。

体験という点で言うと、泥だんごの投げ合いどころか泥だらけになって遊ぶ、という経験すら初めての子どももいます。
怖がって水の中に入ってこない子もいます。
しかし、泥の感触とか、滑って危ないこととか、入れた水が太陽の熱でぬるくなることとか触ってみないと分からないことがたくさんあります。

汚れるからダメとか、菌がいて危ないとか思う保護者さんがいるのは残念だなぁ、ということも思ってしまうのでした。


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