仕事は創れるし、社会は変えられると知って欲しいのだと思う

あっという間に1月も半ばになってしまいました。
今年度は起業体験プログラムを3本走らせ、1本は12月に報告会まで完了、2本は今月中に振り返りと報告会ということでようやくゴールが見えてきたところです。

私自身はアントレプレナーシップ教育を特別に推進しているわけではないのですが、どういうわけか今年度は重なり、さらに取材を受けたり、他の地域で取り組んでいる方と繋がったり、この領域の拡がりや注目度を感じた年でもありました。
知り合いの教育者の方々の中にも、取り組んでいる方が急激に増えてきた印象を受けます。

どうしてこんなに注目されるのでしょうか。

話は変わるようですが、少し前にブラック校則が社会問題となり、学校では校則の見直しが進んでいます。
その中で、生徒主体で見直しを進めるケースも全てではありませんが聞かれます。

これって結局、既存の就職先から選ぶとか、大人が決めたルールに従うとか、そういう在り方では個人も社会も立ち行かなくなってきているってことなのかな、と。
もちろん、そういう場面もあってもいいのかもしれませんが、大なり小なり関与していくべきで、少なくとも関与できないものだって思い込まないで欲しい、そんな想いがアントレプレナーシップ教育にも、生徒主体の校則の見直しにも込められているのでは、と思っています。

ということで、結論は「仕事は創れるし、社会は変えられると知って欲しいのだと思う」というタイトルの通り。
それはメッセージとして訴えるだけでは不十分で、だからこそ実体験をして、本当にお金を手にしたり、校則を変えたりという手応えを持って受け取って欲しい。
そんな機会を子どもたちに届けたいという想いが全国で形になっているのでは、と思ったのでした。