居心地の良い教室、居心地の悪い教室

少し前に木城小学校の先生方を対象に、このテーマで研修をさせていただきました。
今日はその中で、そもそも居心地の良し悪しとは何なのか、についてまとめたいと思います。

私は昨年度までの3年間日南市の巡回相談員を務め、100学級くらいを月イチとかニくらい観察してきました。その他にもキャリア教育の授業などで年間30校くらいは行っています。
そんな中で、まず私自身が足を踏み入れて感じる居心地の良し悪しには2つの視点があります。

①外部への信頼or警戒

そもそも私のような外部の人間を信頼している先生もいれば、警戒する先生もいます。
信頼している先生は児童生徒の情報を共有してくださり、子どもたちにも私のことを紹介してくれてかなり活動しやすくなります。
一方で警戒する先生は情報を隠し、私が教室に入っただけでぴりっとします。それは子どもたちにも伝わり、私に相談したいことがあっても話しかけにくい雰囲気を作ります。

私は学校の外から関わる立場ですが、同じ学校内でも他の先生に警戒し、情報共有をしなかったり、他の先生がクラスに介入することを嫌がる先生がいます。
そうなるとそのクラスの様子はブラックボックス化し、その先生だけが問題を抱えることになります。

②子どもへの信頼・支配

子どもたちを信頼しているか、支配しているか、その教室でしばらく過ごせば感じることになります。
先生が支配している教室では、子どもたちは常に先生の様子を伺い、先生がいるときといないときの様子の差が大きくなります。
先生がみんなの前で特定の子を叱ったり、名指しで何度も注意する場面も見られます。

先生が特定の子を叱ったり、注意したりすると、それは学級内のヒエラルキーにも影響します。その子を下に見たり、同級生同士でも注意する子とされる子という上下関係ができたりします。特定の子を褒める(○○ちゃんを見てごらん。いつもちゃんとできているよね、などの発言も)場合も同じです。

外部への警戒も、子供への支配も片方だけのこともあれば、両方のこともありました。
主観ですが、子どもを信頼していて外部には警戒している、というケースはなかったように思います。子どもを信頼していれば外部にもオープンです。

どうすれば居心地の良い教室になるかどうかはそれぞれの学級づくりの方法によると思いますので、一概には言えませんが、居心地の悪い教室にはいくつか共通点があるように思いました。
それはまた別の記事でまとめたいと思います。