大人になりたくないと思わせているのは、東京かもしれない

先日、本社での研修のために日南オフィスのみんなと東京へ行ってきました。
本社は西新宿、さらに2日目は9時に品川駅集合ということで、久々の(というか、東京にいたときもほとんど避けていた)通勤ラッシュにうんざり。
通勤ラッシュを初めて経験した子はもうカルチャーショックのレベルで、絶対に東京には住めない、と言っていました。

通勤ラッシュが初体験の子も、東京に来ること自体は初めてではありません。
ただ、混み合う時間帯であることに加えて、仕事の疲れが蓄積し、さらにこれからまた仕事、という点で通勤と旅行とでは大きく違うのでしょう。
そう考えると、やはり首都圏の通勤にかかる負荷は異常なのだと思います。

就職活動中の学生を中心に、多くの大学生が「社会人になりたくない」と言います。
そう思ったエピソードの一つによく出てくるのが、通勤中の社会人の疲れた様子を見て嫌だと思った、というものです。
みんな死んだような顔をしているのですから、無理もありません。

そう考えると、通勤ラッシュ自体がなかったり、車通勤で疲れた社会人の顔を目にすることがなかったりする地方の学生は、少なくともその点においては社会人に対するネガティブなイメージはないのかもしれません。

首都圏の大学生の方が社会人になりたくないと思っている人の割合が高い。
みたいなデータが見つかると良かったのですが、都合よくそんなものは見つかりませんでした(笑)
ただ、待機児童問題のように、首都圏中心の問題が全国的な問題であるように扱われる場合もあるので、首都圏の特殊性を常に念頭に置いておかないとな、と思ったのでした。


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