学ぶと働くの重なるところ

学んだことを使うこと、経験から学ぶこと、学ぶと働くの重なるところについて考える。企業の採用コンサルタントを経験し、2つの教育系NPOで活動する中で考えたことを綴ります。

やっぱりビジコンには、もやもやする!

| 2件のコメント

こんばんは。
最近よく登場する、高校生向けの起業家講座&ビジコンですが、私が担当しているチームは無事に予選を勝ち抜け、来週の本選へ行くことになりました!
ということで、彼らは本選に向けてさらに事業プランを練っているのですが、大きな壁が現れました。
それは、本選後に実際どうするのか
高3の子は卒業してしまう、高2の子は受験生になる、事業を組み立てて優勝して賞金をもらったとしても継続できるのか、自分はそこまでしてやりたいのか、そんな迷い戸惑いが彼らの中に渦巻いています。
優勝候補のチームは、事業の実現性を高めるために企業のパートナーをどんどん見つけてきているのですが、実際にやる覚悟なしに頼むわけにもいかない、ということで、パートナー探しにも足踏みしている状態です。
私は、そんな彼らを責めるつもりはありません。
やれるところまでやってみた、だけど本気でやりたいことじゃないと踏み出せないことも分かった、というのは、大事な気付きです。
むしろ、無責任にパートナーを探しに行く前に、そこに気付いてくれているのは素晴らしいな、と思います。
中には、パートナーシップの打診だけしておいて、優勝できなかったらやらない、とか受験生になったからやらない、という人もいますし。
とは言え、これまでも小さな声でビジコンは苦手といい続け、ずっと距離を置いてきた私。
今回初めてここまで近づいてみたわけですが、その「もやもや」の理由が分かってきました。
結局、ほとんどの人が起業する気ないのに、煽っているんですよね。
もちろん、本気で起業するつもりで、でも資金集めなどの必要があってビジコンに出る人たちがいたり、そういう人を集めるビジコンがあったりすることは分かります。(知り合いにもいますし)
しかし、少なくない数の「本気で起業するかって聞かれるとちょっと…」みたいな人たちがいて、そんな人たちをかき集めて自己啓発してもらう場をビジコンと呼んでいるから、この「なんちゃって感」は生まれるのかな、と気付きました。(あーまた誰かに怒られそう。。。)
特に、本人たちにとっては学びが得られたとしても、本気で起業をサポートするつもりでいる周りの大人はちょっと困ってしまいます。
バーチャルならバーチャルだと言ってくれれば、その前提の支援ができるのですが、何とも中途半端で関わりにくい感じになっているな、というのは以前のメンターの集まりでも思ったことです。
私はビジコンに、一から事業を考えられる人がすごくて、既存の事業をやる人はただの歯車、みたいな風潮を何となく感じて、それも苦手です。
もちろん、自分が考えた事業でもないのに、その事業や組織のすごさを自慢する人も苦手ですが、でも誰かが考えたものを形にしたり、それを拡大させたり、改善していくのも、なかなか大変なことだと思います。
そしてそんな拡大・改善の機会であれば、通常の高校生活の中にも色々なところに落ちています。
そう言えば、私は高校生のとき文芸部にも入っていたのですが、文化祭で文芸部誌を100冊以上売ったことがあります。例年50冊前後と聞いていたので、倍くらいです。
やったことと言えば、
・部員じゃないけと小説を書いたりする友人にも作品を出してもらった。
 →内容が充実したのと、単純に作者が多いと買ってくれる友だちが増えた
・職員室に行って、先生一人ひとりに話しかけて買ってもらった。
 →先生には苦笑されました(^_^;)
・クラスメイトの親に話しかけて買ってもらった。
という感じでしょうか。
あとは、新たな試みとしてラミネート加工をしたしおり(詩と簡単なイラストを描いた)を売ったりもしました。
大したことはしていませんが、自分で色々と考えたり、みんなで話し合ったりして、結果が出たのが面白かったことを覚えています。
売り付けただけのようですが、一応文芸部誌の大会みたいなので全国大会まで進んだと聞いていますし、1冊700円で作って300円で売っていたので、大目に見てください。。。
その他にも、いつ勉強してたんだろうってくらい色々やってて、昔から変わらないと言えばそれまでなのですが、田舎出身者としては、東京の高校生がビジコンとかでバーチャルやってる間に、図書館の本の貸し出し率を倍にしてやったぜ!みたいなことを地方の高校生はやったら良いんじゃないかな、と思います。
(そう言えば、中・高と本を読む人を増やすために図書委員会で色々やったけど、全然検証してなかったな…反省。。。)
そんなこんなではありますが、高校生たちは本当に熱心で、思考レベルは大学生と遜色ないくらいに高くて、むしろ素直な分、吸収も早くて、関わるのはとても楽しいです。
また、このような場が高校生と大人を良い関係でつなぐ貴重な場である、ということも感じました。
関わった高校生たちには(彼らさえ良ければ)、これからも長い付き合いをしていきたいと思います!


2件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    紗羅です!
    そうですよね、ビジコンってそもそもバーチャルの様なものだと思って始めたのが本心です。色々な意味で、自分は甘かったなと思いますが、ここまでかけてきた時間やここまで学んできたものは無駄ではなかったと信じています。残り一週間ですが、サポートよろしくお願いします! そして、本戦後も長く関わらせください! こちらとしても、本望です(^^)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >紗羅
    コメントありがとう!
    ここで学んだことを活かせるかどうかは、自分次第だよ。紗羅なら大丈夫!
    これからもよろしくね♪

コメントを残す

必須欄は * がついています


CAPTCHA