学ぶと働くの重なるところ

東京で企業の採用コンサルタントを経験し、その後2つの教育系NPOで活動していた私が、新しい生き方を生み出すべく宮崎県日南市へ移住した話。

子どものまちKid's City!を見学してきました!

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今日は、NPO法人cobonさんがやっているキャリア教育プログラム、子どものまち「Kid’s city!」が大阪で行われるということで、たまたま前日に関西出張だったこともあり、見学させていただきました!
「Kid’s city!」とは、子どもたちが仮想のまちの市民になってまちづくりに関わるプログラム。
すでに3回に渡り子ども会議を開き、どんなお店を作るかも子どもたちが議論して決めて準備してきた中で、今日が本番でした。
ちゃんとしたレポートはgreenz.jpさんの記事『子どもだけで”まち”をつくる!仕事を通して社会性を養い、クリエイティビティを発揮する「Kids City ! 天王寺」』がありますので、こちらをご覧いただいた方が良いと思うのですが、私なりのレポートを簡単にまとめたいと思います。
【シーン① 働き始め】
最初は何をやったら良いか分からず、戸惑いながらもとりあえずお店の看板の飾りつけを始める子どもたち。
各お店には、ボランティアスタッフの大人が2名くらいずつ付いているので、指示を受けながら仕事をする様子も見られます。
また、お店の呼び込みをするため、看板を持って「ゲーム屋に来てください」等言いながら回り始める子どもたちが出てきます。ただ、この段階では声も小さく、あまりやる気が感じられません(笑)
印象的だったのは、八百屋さんでのこと。
子どもたちは折り紙で野菜をどんどん作って並べていくのですが、そこへcobonの松浦さんが来て「みんなで作るのは良いけど、どうやったら売れるかな?たくさん作っても買ってもらえなかったら悲しいよね」という声をかけました。
ただの「工作」ではなく、「まち」であることの意味を感じる場面でした。
【シーン② まちが回り始める】
今回は最長でも1時間経ったら仕事を変えよう、というルールなので、仕事を終えた子どもたちが銀行でお給料をもらい、お客さんになる場面が増えてきました。
大人の介入が減り、お友達同士で来ていた子どもがバラバラに行動する様子も見られるようになってきます。
また、自分で起業して「何でも屋」を始める子どもが出てきました。
この子どもはリピーターで、すでに過去2回起業しています。大体どこでやっても午後くらいからは起業する子どもが出てくるそうです。
【シーン③ お店の進化】
午後になってくると、それぞれのお店が進化をし、新しい商品や新しいサービスが生まれていました。
例えばこんな感じです↓
・カード屋がノーマルカードとレアカードを値段を変えて売り始める。また、割引クーポンを作成。
・カラオケ屋がロビーに移動し、ステージを作成
・消防所でゲームが始まる。
 ※穴を開けた段ボールに紙を丸めたボールを投げ入れるゲーム。穴の部分が赤く塗ってあり、ボールが青いことから、消火活動をイメージしたゲームだと思われる。
・市役所が、楽しい町づくりのためのアンケートの依頼を始める
・八百屋のトマトやリンゴに顔が描かれて売られ始める(結構カワイイ)
・郵便局では、クイズに正解すると封筒が安く買える券がもらえる
【シーン④ 振り返り】
最後は、グループになって振り返りの話し合い。
学校との違いについて、以下のような意見が出てきていました。
・好きなことが出来る
・知らない人と交流できる
・学校は大人が決めることが多いけど、ここは子どもの意見を多く入れてくれる
・お給料がもらえる
・実際の社会を体験できる
・学校は先生から教わるけど、ここは色々な人から教わる
・ものが作れる
・教科書がない
・チャイムや時間の決まりがない
・学校は大人が少ないけど、ここは多い
・クラスや学年が関係ない
・学校は指示されたことだけをやる
・お金をつかう
・ルールに縛られない
社会や仕事を知るキャリア教育プログラムは色々とありますが、このプログラムのポイントは、
1)自分の手で商品やサービスを生み出すこと
2)それで人に喜んでもらうこと

の2つなのかな、と思いました。
そう言えば先日、新人のときに受けた営業研修のテキストを見返す機会があったのですが、その中に
『商品(サービス)から販売を引くと、スクラップ(ごみ)だ』
というようなことが書いてありました。
身も蓋もないことですが、「売れないものを作っていないか?」「作るだけで満足して売ることを忘れていないか?」というのは大人の社会でも問いかけられること。
潜在的にでも、その感覚が子どもたちに残っていると良いな、と思ったのでした!


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