新卒で選ぶならどんな環境?

今日は新卒入社時の同期と久々に飲みに行ってきました!
彼女は私よりさらに1年くらい前に転職していたので、今はそれぞれ別の職場なのですが、職場によって環境や人は全然違うよね、という話に。
特に彼女はいま大学の研究室で働いているので、仕事をする、という面ではびっくりすることも多いらしく、新人研修をちゃんと受けてるって大事だよね、という話になりました。
新卒時の会社は大企業ではなかったのですが、研修会社だったため、新人研修はすごくしっかりやってくれました。
基本的な仕事の進め方やPDCAの回し方など、今につながる部分はとても大きく、転職しても役立っている、というのはお互い共感するところ。
同期は6人しかいなかったのですが、それでも質の高い研修をきっちりしてもらえたのは、本当に有難いことだったね、と振り返りました。
新卒で入社する先を考えるにあたっては、大企業とベンチャーどちらが成長できるのか?という議論をよく見かけます。
以前までは私もどうこう思っていたのですが、最近は「結局、本人次第だよなぁ」と思うようになりました。
そもそも、ベンチャーか大企業かという以前に、社会に出て成長していくだけのスキルやマインドを学生の間に培っていない人がいるからです。
どんな環境であれ、その環境に「成長させてもらおう」と思っている限り、成長はできません。
もちろん、ベンチャーのような環境の方が成長しやすい人もいれば、大企業の環境の方が成長しやすい人もいます。
しかし、ベンチャーであれ、大企業であれ、その環境で成長するのは、そこに至るステップを就職前に踏んでいる人だけです。
私自身の例で言えば、大学の勉強・サークル・学生団体・アルバイトをそれぞれキャリアの中にどう位置付けるか考え、テーマを揃え、優先順位をつけて全力で取り組みました。
もちろん飲み会して朝までカラオケ、なんてこともありましたが、社会人1年目の方が余程ラクだったと思います。
一方で、就職活動を振り返ると、全くのベンチャーやいきなりNPOで働く、という決断をできるほどの力はない、と自分で判断していました。
結果、ちゃんとした研修が受けられ、大手~中小まで幅広い顧客の実績・歴史があり、小規模で早くから仕事を任せてもらえる、という環境を選ぶに至ったのです。
選んでいない選択肢の結果を知るすべはありませんが、絶妙なバランスだったのではないかと思います。
大企業に入っても、力をつけて先に行く人もいれば、燻ってしまう人もいる。
ベンチャーに入っても、実践を積んで力に変える人もいれば、つぶれてしまう人もいる。
また大企業、ベンチャーと言っても企業の中身は様々です。
大学選びも、偏差値が高い方が良いとか、総合大学が良いとか、単科大学が良いとか、都心とか地方とか、まさに同じことが言えます。
結局は自分に合った環境を自分で選び、成長するのもまた自分次第、ということなのだと思います。


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