新しく立ち上げる必要のないものたちについて

こんばんは。
仕事は少し落ち着いてきたのですが、なかなか更新頻度を元に戻せません。。。
でも久々に会った大学時代の後輩に「ブログ読んでますよ~」と言われたので、頑張って更新します!

そんな今日は、珍しい後輩たちとの飲み会でした。
大学時代はNPO法人アイセックという団体に所属していたわけですが、いくつか地区や大学ごとに支部があり、私は自分の大学の支部の代表を3年生のときに務めていました。
その歴代代表8世代の飲み会で、私を一番上にして現役まで、という初の会だったのです。
後輩ばっかりなので、空気も読まずに参加して大丈夫かなー?と思っていたのですが、時代は違えど同じ組織で同じ立場にいたメンバーだからか、違和感なく楽しむことができました。(後輩たちもそう思ってくれてたらいいですが笑)

その中で、新入生のときから優秀な子って逆に途中で物足りなくなって辞めたりするよね、という話がありました。
偶然ですが、NEWVERYの中でもすごく優秀でやりたいことが明確な子は、インターンを始めてもすぐ辞めてしまう、という話を昨日ちょうどしていたところだったので、どのNPOも抱えているテーマなのかもしれません。
話の中では、そういう子は辞めても仕方ないよね、という扱いだったのですが、そうして辞めた子も大して何も為し得なかったりして、私としてはもったいないな、と思ってしまいます。

私自身は、比較的組織として安定しているNPOにしか所属したことがなく、全くのゼロから何かを立ち上げたことはありません。
しかし、大学生と話していると(大学時代も、今も含めて)、こうして組織に属することよりも、ゼロから立ち上げることの方が価値が高い、と思っているような印象を受けます。
もちろん、ゼロから立ち上げる経験というのも重要ですし、今所属しているNEWVERYも夢職人も、代表が大学時代に立ち上げた任意団体がルーツです。
ただ、大学時代の経験として、立ち上げるということと、所属するということがもう少し対等に比較されてもいいのにな、と思うのです。

所属するということは、多少の差はあれ、その活動を行う基盤(人・モノ・カネ・仕組み)があります。
その上で事業や活動をするので、ゼロから立ち上げるよりは先に進めます。
例えば今やっている夢職人の活動も、すでに集まってくれる子どもたちがいて、ボランティアスタッフがいて、プログラムの運営したり、全体を管理したりする仕組みがすでにありました。
これを、子どもたちを集めるところから始めていたら、私が体験活動の機会を提供できる子どもの数は数十分の1だったかもしれません。
ゼロから立ち上げた方が、もしかしたら自分が学ぶ量は多かったかもしれませんが、同じ労力をかけるなら、社会にとってさらに価値があることを、と考えることもまた大事かな、と思うのです。

話は少し逸れますが、特にイベント系は、それゼロからやる必要ある?似たのあるでしょ?とよく思います。。。
そして、その労力をこっち(それはアイセックだったり、NEWVERYだったり、夢職人だったり、他にも人手不足だけどそのありがちなイベントよりは価値のある活動をしていると思われる様々な団体だったりするわけですが)に割いてくれたら、、、と思うのです。

まぁ、何かを立ち上げようとする人には「やっちゃいなよ」とか「失敗しても学べるものがたくさんある」とエールを送る人がたくさんいると思うので、「他にやってる所ないんだっけ?」とか「その経験って本当に今しかないんだっけ?他にやるべきことないの?」と言う人がいてもいいかな、と思って記事にしてみたのでした。


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