環境に適応するための「一般化力」

こんばんは。
ワードプレスに変えてから、PCからの更新しかできなくなったので、ちょっと更新しにくくなってしまいました。
PCでじっくり文章を書くことを習慣にしないとダメですね。
あと、色々触っていたらヘッダー画像がいつのまにかなくなってしまい、試行錯誤中です…。

さて、そんなこんなでもう新年度。
私のチームにも新卒と中途で一人ずつ新しい人が加わってくれることになりました♪
これからどんなチームにしていけるのか、楽しみです。

仕事柄、人と環境(学校や職場、その中での役割や活動内容)とのマッチングを考えることが多いのですが、このマッチングの精度が高い人と低い人の違いは何なのか、人と話す機会もよくあります。

そもそも、ミスマッチをなくすことは無理では?という論には実は私は同意します。
一方で、マッチングの精度を上げることはできる、と思っています。
マッチングした状態とは、主体的に取り組み、充実感を得られている状態だと考えているのですが、「選択する力」とその後に「学ぶ力」の二つの力があればマッチングの精度が上げられるんじゃないかな、と思うのです。

「選択する力」は、自分の求めていることや持っているものと、相手の求めていることや持っているものを正しく認識することから始まります。
この認識能力が低いと、こんなはずじゃなかったと言い出したり、どこかに理想郷があるはずと夢追い人になったりする人が増えたりするのかもしれません。

「学ぶ力」は、その環境で力を発揮し、充実感を得るために必要な力です。
ここがベストだ!と選んでも、成長したり、力を発揮したりできなければ、充実感を得られないからです。
実際、様々な活動をしている中で辞めていく人を見ていても「そもそも合ってなかったね」という人もいれば「もっとちゃんと頑張ったら成長できるのに」とか「環境としては合ってるのに、ここで頑張らないで他で頑張れるの?」みたいに思ってしまう人もいます。

そして、両方の力に共通して必要な力として、一般化する力があるのかな、と思います。

例えば、サッカーが好きだからサッカー選手になりたい!というのは身も蓋もありません。
サッカーのどんなところが好きなのか、サッカー選手になる以外にも達成できる選択肢はないのか、というのは考えなければなりません。
チームで取り組むのが好き、戦略を考えたい、観客を湧かせたい、など少し視点を上げて整理できると、考える材料がぐっと増えます。

また、学ぶ力も同様です。
中学校のときは卓球部だったのですが、勉強に集中したいと言って辞める子が何人もいました。
卓球をやっていても、役に立たない、という気持ちもあったと思います。
しかし、自分自身のことを振り返ると、卓球部で試合の度に書かされた反省ノートは、PDCAを回す力のベースになっていて、ちゃんとやっていて良かったと思っています。

どうやったら一般化する力がつくのか、まだ分からないのですが、これからしばらく考えてみたいな、と思います。


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