授業改善の最初の一歩は教室がオープンになること

今日は今年度から学校評議員をしている日南高校へ。今日・明日で授業公開をしているという案内をいただいたので、行ってみました。

授業の様子は、うーん、まぁ予想通りチョーク&トーク中心だったのですが、とは言え会議で何か言うにしても見てもいないのに言えないので確認できたのは良かったのかな、と。

あとは見に来ている人が全然いなくてびっくり。今日の午後しか行ってないので他の時間帯にはいたのかもしれないけれど、授業によっては先生が「何かご用ですか?」って言ってきたりして「え、いえ、見学なのですが…」となかなか気まずい思いをしました。

先日のヒドゥンカリキュラムの話につなげると、授業がオープンで常日頃から他者に見られることが当たり前の環境になっているか、は授業を良くしていく上でとても大事だと感じます。

教室というのは閉鎖性が高く、さらに他の先生のやり方には口を出しにくいみたいな風潮もあるので、何か問題があってもなかなか表に出なかったり、改善しなかったりします。

見られたり、口を出されたりすると、自分を否定されるように感じられる先生も多いと聞きます。

こういう授業公開は結構行われているのかもしれませんが、学校内外問わずまずは教室がオープンになって色んな人の目に触れるのが当たり前になるといいなと思います。