好きな本で自分を振り返る

先日参加したあるセミナーで、こんな質問がありました。
自分に最も影響を与えた本、もしくは人は?
参加者はみんな「うーん」と唸りながら考えます。
私も「うーん」と唸りながら考えました。
最初に思い浮かんだのはミヒャエル・エンデの『モモ』
小学生のときは海外のファンタジーが大好きで、中でもエンデが一番好きでした。
でもちょっと昔すぎるから、今にどうつながってるかって話せないなぁ・・・
次に浮かんだのが養老孟司の『バカの壁』
初めてまともに読めた新書で、そのときのカルチャーショックは今でも覚えています。
しかし、最近読んでいないから中身忘れちゃったなぁ・・・
そして最終的に発表したのは、坂之上洋子さん
2年前にたまたま参加したセミナーで話を伺い、自分の生き方を考え直す大きなきっかけになりました。
坂之上さんのブログはこちら
そうして、「うーん」と考えながら帰った私。
久しぶりに『バカの壁』を読むことにしました。
するとびっくり。
自分のいつもの考え方がそのまま入っていて、最初に受けたカルチャーショックがまるでないのです。
つまり、それくらい影響を受けてしみ込んでいた、ということでしょう。
また、別の時ですが、研修の企画の参考にしようと、昔すごく参考になる!と衝撃を受けたビジネス本を押し入れから引っ張り出してみました。
すると、全く発見がない
これも自分の日常に取り込まれてしまっていて、新たな気付き(=知らなかったこと)がなかったのです。
全てを実践しているわけではありませんが、実践していないものはその時自分に合わないと
感じたものなので、今読んでもやはりピンときませんでした
自分の考え方や性格のルーツがどこにあるのか。
印象に残った本や映画を見返してみると、意外な発見があるかもしれません。
時系列で並べると、変遷も見えてきます。
そういえば、相手との相性は本や映画の好みが合うかどうか、という話も聞きますが、
案外外れてはいないんでしょうね。
「自分に影響を与えた本」
その人となりを知る方法として、ぜひ周りの人に聞いてみてください☆


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