日南高校の未来戦略課(課題解決型の探究活動)の校内発表会にて、審査員と講評を務めました

今日は日南高校の未来戦略課(課題解決型の探究活動)の校内発表会にて、審査員と講評を務めさせていただきました!

講評で伝えたのはこの2点。
1つめは「学力とは?」
いくつかのグループで高い学力=テストの勉強、高い偏差値の大学へ進学すること、という認識の話があったので、そこがどうしても気になりまして。
学力とは「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」といった力や、「主体性・協調性・多様性」といった姿勢も含まれること。この活動でそれらが発揮されていたはずであること。発表会で終わりではなく、今後もそれらの力を伸ばして欲しいことを伝えました。

2つめは「社会との関わり方」
今回取り組んだような課題の発見や解決策の検討は社会に出てからも必要であること。誰かが作った仕組みやルールにただ従うのではなく、それかをつくる「社会のつくり手」になって欲しいこと。今後の学校生活(日々の生活、部活や委員会など)の中でも、受け身にならずに主体的に課題解決に取り組んで実践をして欲しいと話しました。

この発表会に参加するのも3年目。コロナの影響か、例年に比べても発表内容は物足りなく感じましたが、この経験をここで終わらせずに今後に繋げて欲しいなと思います。