組織を変えてほしいなら任せなきゃ。

ここ1週間、政治の話題が盛り上がっていますね。
テレビをつけると、政治家同士の揚げ足とりが目についてちょっとうんざりします。
ちゃんと整理された情報を分かりやすく伝えてほしいのですが、
きっと議論を戦わせる様子が面白いと思っているのでしょう。
さて、そんな政治のことを話題にするとき、ある前置きが目につきます。
あまり政治を語るのは好きではないのですが・・・
普段は政治について、あまり触れないようにしてるんですけど。。
ツイッターやFacebookやブログなどなど、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
私もつい書いてしまっていますが、よく考えるとおかしな話です。
経済、社会福祉、教育、環境・・・人は様々なことを話題にします。
なのに、政治のときだけこの前置きがつくのです。
それは、そもそも政治を論じることにマイナスイメージがあるからではないでしょうか。
私自身、政治を論じるのはあまり好きではありません。
今まで考えたこともありませんでしたが、何故だろう?と考えてみました。
すると、「どうせ考えたところで何も変わらない」という想いがあるからだと気付きました。
また、「政治について考える=他人のせいにする」というイメージを持っていました。
政治のここが問題だ、こうすべきだ、と考えたところで、そこに自分はアプローチできない、と考えてしまっていたからです。
政治家になる気なんてないし、と。
一方で、アメリカの代表選を思い返すと、1票1票が本当に大きく結果を左右する、という印象がありました。
視点を変えれば、全国民で1人の代表者を選ぶより、想いを乗せた選挙区の代表を選ぶ方が、1票の重みがありそうなのに、です。
それは、政治家1人くらいでは政治を変えられない、というイメージ(なのか実際そうなのか)があるからかもしれません。
少なくとも大統領は選ばれたら実現する権力はありますので。
そう考えると、政治だけでなく企業や組織でも同じかもしれませんね。
今後の若手に期待、と言うからには、きちんと中堅層に権限移譲して、その実感を得たいものです。


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