武道館の思い出
こんばんは。
今日は仕事の関係で武道館の横を通ることがあり、ふと大学の入学式を思い出しました。
これまでも九段下には仕事で行く機会がありましたが、今日通ったのはちょうど入学式のときに通ったのと同じ道。
私は卒業式は面倒で行かなかったので、おそらくその入学式のとき以来だったのではないかと思います。
知り合いもおらず、東京の地下鉄も不慣れで、人混みに揉まれながら不安な気持ちで歩いたことを思い出しました。
とは言え、入学式の内容自体はほとんど覚えていません。
何しろ新入生がびっくりするくらい多くて、フロアに並べられた「いかにも新入生!」みたいな席はもういっぱい。
周りの観客席に座らされて、どこか他人事のようにそれを眺めていた気がします。
もうひとつ覚えているのは、みんながみんな、真っ黒なスーツを着ていたこと。
確かに、スーツを買うときに黒は使い回しが利くと店員さんには勧められました。
しかし、喪服も女性なら黒スーツというわけにはいかないから言うほど使えないし、無難に行くのも嫌だったので(この辺の価値観は一緒に買いに行った母親も同じ)私はグレーのスーツを買っていました。
その結果の居心地の悪さと言ったら。。。
白やピンクのスーツで浮くなら心の準備もできますが、ちょっと明るめのグレーごときで浮くとは、どれだけ面白味のない集団なんだ!!とがっかり。したかどうかは覚えていませんが、残念な気持ちになったのは確かです。
そのときはそんなに感じませんでしたが、今思えばこの時点でミスマッチだったと言えるのだろうな、と思ったのでした。