NPOで働きたいなら。

こんばんは。いよいよ寒くなってきましたね。
年賀状の準備をしたり、日々年の瀬を感じます。

さて、昨日夢職人のスタッフとボランティアスタッフの募集について雑談をしていたのですが、ふと面白い?テーマが降ってきました。

その名も「週末NPOを始めよう。」キャンペーン

イメージは、週末起業を始めよう、みたいな感じです。
最近、週末起業(会社を辞めず、休日を使って事業をスモールスタートさせ、副収入にしたり、本格起業に向けた準備をしたりする起業)ブームが起きている様子。
同じように、NPOとかソーシャルビジネスをやりたい人には、まずは週末NPOを提案したいな、と思ったのです。

言葉あそびみたいですが、NPO界隈にいると、NPOとソーシャルビジネスで、結構異なるイメージが持たれているような気がしてます。
・NPO=ボランティア=お金にならない、本業にできない、単発
・ソーシャルビジネス=それを本業にする、バリバリ働いてそれで一生食べていく、雇われるというより起業
みたいな感じです。

なぜそう思うのかというと、夢職人にボランティアスタッフとして参画する人たちと、NEWVERYで中途採用をしていたときに応募してきた人たちとがほとんど重ならないからです。
夢職人でボランティアスタッフをしていて、そこから職員としてNPO業界に入ってくる人もほとんどいませんし、NEWVERYに職員として応募してきた人たちは、多くがそれまでボランティアという形ですらNPOと接点を持ったことのない人たちでした。
前者は特に問題ではないのですが、後者の人たちについては、いきなり本業として飛び込んで大丈夫かな?と思ってしまうこともありました。

私自身は、大学4年間はアイセック、社会人2年目からは夢職人でと、もう10年くらいどこかのNPOに所属し、それなりにコミットしてきました。
なので、NEWVERYに職員として入ったときも、NPOという点に対しての違和感はありませんでした。
しかし、NPOに関わったことがないままにNPOに転職すると、慣れるのが大変というのは聞くことです。

もちろん、一括りにNPOと言っても、テーマも事業内容も運営方法も風土も違います。
ただ、それでも営利企業とは一線を画す、共通した違いがあるように思います。
(その違いについては、長くなるのでここでは書きません・・・)

NPOへの転職の間口はこれまでは非常に少なかったので、人づてだとか、すごく優秀で順応性の高い人だとかでまかなうことができていたかもしれません。
しかし、今後NPO業界が全体として発展していくためには、中途採用も広がっていくことになるでしょう。
そのとき、NPOに関わったことがあるのとないのとでは、入るまでも入ってからもハードルの高さが全然違うと思うのです。

週末起業の良いところは、週末起業だけで十分満足だったらそこに留まれる、自分がどこまでやりたいのか低リスクで気付ける、ということです。
やっている中で、物足りなくなったら本格起業すればいいですし、週末起業で満足できるなら、それはそれでリスクを抑えながら週末起業の範囲でやりがいを得たり、スキルアップしたりすることができる、ということは大事なステップです。
NPOも同じで、「社会で役立つことをしたい」と思ったときに、本業にするかしないかの二者択一ではなく、週末NPOをやってみるのは、どちらに転ぶにしても有益なことだろうと思うのです。

特にNPOは、その人の持つスキルや費やしたい時間に依って様々な関わり方が用意されています。(※一つの団体に様々な選択肢があるという意味ではありませんので、悪しからず)
単発で手伝うようなものもあれば、中長期的に関わるようなものもありますし、賛助会員として寄附をする形もあれば、プロボノとして専門的なスキルをプロジェクトベースで提供する形もあります。
関わっていく中で、より貢献したいと思えるテーマや事業が見つかったり、どこまでやりたいかが見えてきたりするように思います。

ちなみに夢職人は、プロボノほどの専門性を持っていなくても参画することができ(もちろん入った後のスキルアップは大変ですが)、さらに企画や組織運営にもボランティアのまま関わらせてもらえます。
学生団体以外で、そんな団体はなかなかないので、私も気付けば5年目、という感じです。

ということで、夢職人は社会人のボランティアスタッフも募集しています、というお話でした笑
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応援よろしくおねがいします☆


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