高校生相手に「NPOで働く」を語ってみた結果

今日は、先月に講演をした立川女子高等学校の生徒さんが書いた感想のコピーが届いたので、そのことに触れようと思います。
(講演した直後に書いたブログはこちら

話した内容としては、
・私がどんな仕事をしているのか(WCVの紹介も含め)
・NPOとは何か
・どのようにしてこのキャリアに至ったのか
・今後の社会の変化、そこから考えてほしいこと
といったこと。

正直初めは、その時期の高校生に「NPOとは何か」とか「NPOで働く」ということについて話すことは、果たして適切なのだろうか、という疑問がありました。
これから受験というタイミングでミスマッチの話とかしたら変に戸惑わせるのでは?
この時期からNPOという働き方を知ることって意味があるのかな?
そんな心配をしていました。

しかし、感想を読んでみると、NPOについても深く(少なくとも一般の大人たちよりは)理解してくれていて、とても嬉しくなりました。
何だかんだ言って、私もいざとなると高校生を甘く見ていたんだな、と反省です。

中には、NPOに関わらず、社会を良くするために自分も頑張りたいと思っていた、と書いてくれた子もいて、「NPOに関わらず」って書いてくれてるのがすごいな、と思ったり。
NPOが唯一無二の選択肢ではなく、ただの手段であるということが伝わったのかな、と思います。

もちろん、一番多かった感想は大学のミスマッチや中退、WEEKDAY CAMPUS VISITのことです。
しかしそれも、私が話したことをただ鵜呑みにするのではなく自分なりに解釈してくれていて、
・ストレーターが少ないことに驚いた。ストレーターになることが全てではないけど他の選択肢が狭いことが問題
とか、
・WEEKDAY CAMPUS VISITをやらない大学はミスマッチについて、どうやって対策するんだろう?
とか問題の本質を捉えていたように思いました。

まだまだ私自身が修行中で実践者なので、私のキャリアのことを後身に伝えてどう、などということは考えませんが、たまにはこういう機会も面白いな、と思います。


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