人に行動してもらうには。2

こんばんは。

先日、知り合いの高校生をWCVに行かせる方法を考えている、という記事を書きましたが、今日は人に行動してもらうために、ということを考えたもう一つの視点について書きたいと思います。

ちょうど同じ週、知り合いの先生が授業の課題で、人を動かすような文章(例えばチラシ等)の作成を課題に出したところ、どの学生のものも非常に質の低かった、と嘆いてました。
ただ、いつもちゃんと考えている学生でさえそうだったので、人を動かすために苦労したことがないのかもしれない、それであれば周りの大人は行動を見直さなければならない、というお話しでした。

確かに、周りの大人が言うことを聞いてあげたり、先回りしてやってあげたりしてしまう環境にいた、ということも考えられます。
しかし、友人関係ではどうでしょう。

もしかすると、周りとの関係を悪化させる可能性があっても人を動かしたい、というくらい情熱を傾けた経験もないのかもしれません。
合唱コンクールや文化祭、部活動など本気でやりたくて、でもみんなの協力が得られない、みたいな経験をしたことがある人は少なくないと思います。
ただそれも、本気でやりたいという想いがなければ、みんなで何となくわいわい楽しくやって終了です。

学生時代はそれでも問題ないと思いますが、社会人になって成果が求められるようになると、そうは行きません。
ベタな例えですが、営業に配属されてすごくお客さんと仲良くなったとします。
しかし、仕事の成果を上げるためには、単に雑談をしているだけではなく、課題や悩みを聞いて、解決策として自社の商品やサービスを紹介し、買ってもらわなければなりません。
ただ楽しくおしゃべりをして来るだけではダメなのです。

私は小さい頃から生真面目というか、融通の利かない性格だったので、真面目にやるのが面倒、という友人とはよくぶつかっていました。
今でも覚えているのは(小学校低学年だったと思うのですが)、河川敷で秘密基地を作ろう!と言って設計図まで書いてみんなで行ったのに、みんながふざけて遊び出してしまって怒って一人で帰る、みたいなことをやらかしたことです。

夢職人で小学生の子どもたちと活動していても、同じようなことはよく起こります。
よくあるパターンは、ちゃんとやりたい女の子と、楽しいものに関心が行ってしまう男の子の対立です笑

私の秘密基地のときは、女の子ばかりでしたが、最終的には話し合って、
私が「秘密基地を作ったことがなかったから、すごく楽しみにしていて、ちゃんと作りたかった」のだというと、
友人が「それはしらなかったので、悪いことをした」と謝ってくれた、という感じだった気がします。

振り返るのも恥ずかしい思い出ですが、私のこれまではこんなことばかりです。

と、話がそれましたが、人を動かすには、本気で取り組みたいという想いが前提にないといけないのだろうな、と思ったのでした。


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