人に行動してもらうには。

私が日々取り組んでいるWEEKDAY CAMPUS VISIT(高校生に普段の大学の授業を体験させ、大学選びについて考えてもらうプログラム)。
最近、身近な高校生を2人、このプログラムに参加させたいと思っているのですが、当事者でありながら誘い方を悩んでいます。

一人は私の弟で、高校2年生です。
ちょうど、11月と12月に志望系統が近くて行かせたい大学の開催が決まったので行かせたいのですが、熊本在住でちょっと(一つはかなり)遠くに行かせなければならず、あまり積極的に行動するタイプでもないので苦慮しています。
とりあえず母親に、弟に活かせるようにメールを入れたところ「とりあえず言っておいたよ」との返事。
きっとそれだけでは、行動は起こさないでしょう。

直接電話をして薦めたところで「お姉ちゃんまでお母さんみたいにうるさく言ってくるなぁ」と思われたら意味がありません。
しかし、弟が小学校1年生のときまでしか一緒に住んでおらず、その後の10年間はお盆とお正月の年に2回しか会っていない状態なので、何をどうやって伝えれば行動するのか、ツボが分からないのです。
姉なのに、ちょっと悲しい。。。

もう一人は、夢職人で一緒にボランティアスタッフとして活動している高校2年生の女の子。
最近その子の志望大学がWCVをやってくれている大学だと知ったのですが、その子はとても勉強が苦手なので絶対に行っておいた方が良い、と思っています。

しかし、その子は超面倒くさがり。
先日も会って話す機会があったので、少しだけ紹介したのですが、難しいことは考えたくない!というタイプなので、なかなか会話が成立しません。

ということで、改めてそれぞれがどういうタイプで、どう薦めたらいいのか、考えてみました。

例えば弟はお兄ちゃん(私にとっては上の弟)大好きっこで、大学も同じところに行きたがっているので、その上の弟から言ってもらうといいかもしれないとか、心配性だからその部分で少し話をしてあげるといいかもしれない、ということが浮かびます。
ボランティア仲間の女の子の方は、母親に反対されていると言っていたので、WCVに行ってどんなだったかちゃんと説明できれば説得できるかも、と言うと参加するかもしれません。

考えて話をすることは、大変なことです。
単純にやれと言ったらやってくれる、というのはとても楽です。
一方で、本当にそのように相手が動くようになってしまうと、思考停止となり、指示待ちになってしまいます。
そう考えると、大変でもちゃんと人と向き合って動かせる方が良いと思うのです。

ということで、どうにか彼らと向き合うように頑張ろうと思います。


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