学ぶと働くの重なるところ

人生100年時代、学ぶと働くが重なりなって、人生は形成されていくはずなのに、何となく分断されている。かみ合わない。変化しきれない。そんな課題に取り組む毎日。

家を買うリスク

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台風が近づいているからか、すごい雨ですね。
こういう夜は家で大人しくしているに限ります。

さて、先日大学のときの同期と飲みに行ったのですが、結婚して子どもが生まれるとか、来年結婚式とか、そんな話ばかり。
私も大人になったなぁ、と実感しました。
それは良いのですが、マンションを買おうと思っている、という話があり、今どき同世代でも家を買おうとする人がまだいたのか!とびっくりしてしまいました。
実際、聞いてみると共通の知人の中にも買った人や建てた人がいるようで、家を持つことはまだまだメジャーなのだと気付きました。

私の職場では、家を買うという価値観がない人ばかりなので、ちょっと偏っていたのかもしれません。
家を持つ、ということも人生の一つの選択ですので、否定はすべきでない、と思い直しました。

しかし、この話はこれだけでは終わりません。
翌日、参加した勉強会でもたまたまその話題が出たのです。

その勉強会は、知人の紹介だったのですが、ケースメソッドという手法を使って女性のキャリアについて考えるというもの。
テーマというよりも、手法に興味があって参加しました。

色々と議論があったのですが、今回主催していた大学の先生が振り返りの中で、「子育てなどでキャリアを中断した女性の社会復帰を妨げる原因の大半は郊外に家を買ってしまったこと」と言っていて、すでに実証されているのか、と驚きました。
その先生は研究の中でたくさんの女性にインタビューをされているのですが、そこでは持ち家のせいで働きに出られる範囲が限定され、仕事が見つけにくくなる、という状況があるそうです。

女性の仕事だけでなく、男性も今後のリストラや転職を考えたら住む場所が固定されているというのは、リスクの高いことです。
もちろん、都心のマンションであれば貸す、という選択肢があるのでしょうが、不動産の知識があって借り手のつきやすい立地や間取りを自分で判断できるならともかく、安易に考えない方が良いのではないかなぁ、と思っています。
私の知る範囲でも、マンションを手放す必要がでたときに、借り手がおらず、売るにも値段が安すぎてローンが残ってしまう、というケースがありました。
ちなみにそのマンションは表参道で、間取りも一人暮らし向きで、悪くありませんでした。

大企業で働く、ということのリスクは色々なところで言われるようになってきました。
しかし、家を買うリスク、というのは、まだあまり言われていません。

一方で、通信インフラが整ったことで物理的に集積するメリットが薄れ、会社を地方に移す所もでてきています。
自然災害による移転、海外赴任(今はローカルでもいつ合併買収などあるか分かりません)など、住む場所を変えなければいけなくなるケースはいくらでも考えられます。
逆に、自分のライフスタイルに合わせて働く地域、住む地域を変えるということもあり得るでしょう。
私も子育てをするなら、できれば東京以外がいいです。

家を買うことがダメなことだとは思いません。
ただ、そのリスクは冷静に受け止めるべきではないかな、と改めて思った週末でした。


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